お知らせ
2018-01-17
妊娠中の歯科治療について
2018-01-17
こんにちは。
受付・助手の岡田です。
今回は、妊娠中の歯科治療についてお話します。
妊娠は人生において何度も経験出来ることではありません。
全てが初めての経験で、知らないことがたくさんあると思います。
歯科治療においても
「虫歯の治療はしてもいいのかな?」
「麻酔や痛み止めのお薬は赤ちゃんに影響ないかな?」
と、不安を抱えて来院される方がたくさんいらっしゃいます。
そんなお母さんたちの為に、治療をしても大丈夫な時期についてお話します。
【妊娠初期(妊娠4週~15週)】
治療自体は特に問題ありません。
しかし、安定期に入っていない母体への薬の投与は胎児に影響を及ぼす可能性があります。
治療時の麻酔や、治療後に痛み止めのお薬を要する治療は控えるようにしてください。
【妊娠中期(妊娠16週~27週)】
安定期に入っていればどの治療も特に問題ありません。
ご不安でしたら一度Drに相談しましょう。
【妊娠後期(妊娠28週~39週)】
出産間近の大きなお腹で長時間チェアーに仰向けになるのは
母体への負担が非常に大きいですので、治療全般おすすめできません。
【授乳中】
治療は問題ないですが、お薬には母体移行性のあるものがございますので、基本的には処方致しません。
どうしても必要な際はDrに相談しましょう。
悪阻がひどいお母さんは、バキュームでの吸引などで気分がわるくなってしますこともあります。
そのため、悪阻の度合いによっては時期に関係なく治療ができない場合もあります。
歯の治療は、その日で終わるものもあれば長期スパンで来院が必要なものもありますものもありますので
妊娠する前に治療を終わらせておくのが望ましいです。
そのためにも、藤田歯科医院では4~6か月に1回
定期検診に通うことをおすすめします。