お知らせ

2023-05-13
犬の歯🐶
2023-05-13

こんにちは、藤田歯科医院です✨

最近夏に向けて暑さが徐々に増してきていますが

皆様体調など崩されていないでしょうか?

気温の変化に気を付けてお過ごしください!

 

私事なんですが今年に入って犬を飼い始めました❣

生後3か月から飼い始めたんですが

職業柄気になったのがわんちゃんの“歯”です。

なので今回は犬の歯について書かせて頂きます♪


<歯の生え変わり>

犬は生後5〜8週までに乳歯が生え

生後7ヶ月くらいまでに徐々に48本の永久歯に生え変わります。

この時期に永久歯へとうまく生え変わらずに

乳歯が残ってしまうことを「乳歯残存」といいます。

乳歯の残存は歯並びを悪くし、歯周病などを起こしやすくすることがあります。

乳歯が残ってしまった場合は、早めに抜歯処置を行ってあげましょう。

不妊,去勢手術と一緒に残った乳歯を抜歯することもできます。

☆固い物を噛ませてあげて生え変わりを促してあげることが大切です‼

 

<歯周病>

犬の唾液はアルカリ性ですので、歯垢は1日・歯石は約3〜5日で形成されます。

人間と比べると約5倍の早さで犬は歯石が付きます。

歯周病がひどくなると

  • 食欲不振
  • 歯肉の出血
  • 強い口臭
  • 流涎
  • 歯の脱落
  • 歯根の化膿

などのほか、肺・心臓・肝臓・腎臓など

犬の身体全体へ口腔内細菌が運ばれ重大な病気や感染症を引き起こすこともあります。

重度の歯石は犬の寿命を15%ほど早めるともいわれています。

 

<歯周病の予防>

最大の予防は歯垢・歯石を付着させないことです。

歯石の付着を予防する効果のある

ドライフードや、おやつ・おもちゃ(歯を傷つけないもの)などがありますが

歯周病の予防には、歯みがきが最も効果があります。

犬用の歯ブラシや歯磨き粉(水だけでもよい)を使い

毎日歯をみがいてあげるのが理想です。

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歯ブラシは最初はなかなかうまくできないことが多いため

徐々に慣らせていきましょう。

①指で歯をさわる

②指にガーゼまたはサック型の歯ブラシを付けてみがく

③歯ブラシをする

と段階をふんで短時間から長時間へと慣らせていくなど

何日かかけて無理なく進めましょう。

できれば、幼い時期から少しずつ毎日繰り返すことで

恐怖心もなく生活の一部として取り入れやすくなります。

高齢になってからでも、無理をせずに徐々に時間を割いて

ゆっくりと進めてあげれば、ホームケアができるようになります。

☆歯石は1 度付着してしまうと歯ブラシでは取り除くことができません。

重度の歯石の付着などによる歯周病になってしまった犬には

犬の健康のため、そして口腔内細菌の人への感染予防のためにも、

超音波スケラーなどを使って歯石を除去し

抗生剤の内服投与などの口腔内をきれいに

保つ治療をしてあげるべきだといわれています。


犬も人と同じ様に歯のケアがとても大切だという事がわかります。

私もわんちゃんを飼い始めた頃は歯磨きしてあげないと!

と思い頑張ってたんですが最近は嫌がったりするので

できていませんでした。。。

これを機に歯磨き頑張ります✊

もし犬を飼ってる方がいらっしゃれば毎日歯磨きしてあげて下さい🐶💛


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